朝、窓を開けたときに入ってきた風が、思ったよりも涼しくて驚いた。

真夏の空気のはずなのに、ほんの少しだけ秋の気配が混じっているような、そんな風だった。

その一瞬で、気持ちがすっと軽くなった。

移住のこと、これからの働き方のこと、日々のあれこれ。

頭の中でずっと動いていたものが、風に押し出されるみたいに静かになった。

暮らしの中には、ときどきこういう「ちいさな変化」が現れる。

大きな出来事じゃないけれど、心の向きが少しだけ変わる瞬間。

今日の気づきは、

季節の変化は、心の変化よりも先にそっとやってくる 

ということだった。

焦らなくてもいい。

ゆっくり進めばいい。

風がそう教えてくれた、静かな一日。